2006/04/19

恐怖体験アンビリーバボーウ

先日、近年見なかったくらい独りよがりな人と話した。まず会話の内容が風変わりで、曰く「珍しい苗字の人と結婚したい」「東大に入り直して官僚になりたい」「自分が言ったことは真実になってしまう」などなど。まあこのくらいの話ならする人は結構いるのだが、初対面の年上の人間にいきなりこの話題を畳み掛ける人となると、なかなか見ない。ただこの人が本当に独りよがりなのはそこではなくて、それは次の一連の発言に垣間見られる。

  • 「狂人と天才って紙一重って言うじゃないですか」

  • 「異常犯罪者って表現意欲が間違っちゃって出ちゃった形だったりすると思うんです」

  • 「わたしも何かつくらなきゃ」

  • 「わたし狂ってるんですよね」


  • これは独りよがりもいいとこ。何より狂人に失礼。
    「精神病っていうのはただ医者が名前をつけただけのこと」という意見は正しいと思うが、それを「凡人が天才を恐れて」とまで言うのは拡大解釈。その解釈の根拠に「私=精神疾患もち=天才」という前提が横たわっているので余計にたちが悪い。
    君のような「個性と特性と天性を区別できるほとの世知もなく、理想のなにものかになれる者など学年にひとりいるかいないかなのに、このわたしこそはひとかどの人物にならなければいけないし、なれるはずだという幻想からなかなか逃れられず、映画と演劇と文学に造詣があるふりをしつづけ、過食か拒食におちいりがちなしんどい娘たちは、ワセジョと総称される」((C)清水博子)らしいよ。一山幾らの子が畏れ多くも狂人だなんて名乗るんじゃない。

    っていう話を何で本人にしなかったのかというと、あまりのオーラに呆気にとられて何も言えなかったからです。あんなの初めて見た。書くのも二日遅れだし。「ああいう子が少なくないのかもなあ」と思うと、話してる最中には感じなかった恐怖が後から沸々と。

    いい子悪い子の評価とは別だよなあ。俺はどっちかって言うといい子だと思った。ただ少し年上なだけの俺から見ても余りに幼い。そしてそれゆえに邪悪だ。

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